とっとり花回廊足立美術館の話
 Topic of
tottorihanakairouadachi museum
September 24, 2007
 ちょいと前の話になりますが鳥取花回廊と足立美術館を見に行ったのでその旅行の話をば少し。

とっとり花回廊の話
 家族旅行で大山に行くことなり、まず旅の始めにとっとり花回廊へ向かうこととなった。
 花回廊は大山の南、山を下り終えた後、再び別の山を登った所にある。
 花回廊自体は小高い山の上にあるため遠くからでも特徴的なドーム型の施設を見ることができる。
 花回廊につくとまず花回廊内を巡回するフラワートレインに乗り込み、ゆっくりと園内を見学することとなった。
 このフラワートレイン、見た目が汽車なのだが実際は道路の上を走る車である。いくつかのジョイントで区分けされた車両を一台の蒸気機関車の格好をした動力車が引っ張っていくわけなのだが、何台も車両を牽引しているのでかなり縦に長い。

Mt.dai
大山−中国地方最高峰を誇る。
 フラワートレインが通る道の幅は大体車一台分ほどしかないので後続車両は道から外れてしまうのではないのかと心配していたが、後続車両もなんとも上手く付いて行く。先頭車両の道順に付いて行くのは大体想像できることだが、それ以上にジョイント部分に特殊な装置があるのかもしれない。
 話が脱線したが花回廊は説明するまでもなくそのまんま様々な花が咲いている施設である。
 あいにくと行った季節が微妙だったせいか園内の花壇には植え替え中の空きの花壇が目立っていたのだが、サルビアだけは季節に合っていたため丘一面に咲くのを見ることができた。

 フラワートレインで園内を一周した後、中心施設ともいえるジャングルドームの中へと入る。中は熱帯の気候にあわせてあるせいか外の気候より蒸し暑い。
 中にはやはり熱帯産の花々が展示されており、ハイビスカスや胡蝶蘭といった花が展示されている。
 このジャングルドーム特徴的な格好のドームはなんでも地球をイメージして作られてあるらしく、今の立っている地球をそのままデザインに反映させてあるらしい。つまりこのドームの頂上は日本の鳥取を示しているというわけだ。

 なるほど言われてみれば確かに特長的な格子で作られた球体は微妙に傾いている。

jungle dome
花回廊内のジャングルドームの天井越しに空を取る。
 反対側のドームに目をやると格子が一箇所に集まっていた。つまりその方向が北を示しているというわけだ。

jungle dome
格子の集まる点は北をあらわしている。
 花回廊から帰る前に土産屋で何個か植物を買うことにし、いくつか見渡した後唐辛子の鉢を見つけたのでそれを購入。もちろん食べる気満々だったのだが、購入時の際店員のおばさんに「たまに食べれるかと聞かれる方もおられるんですが、これは観賞用ですので…」
 …つまりは食べれないということか…。
 既にお金を置いているために今更引くに引けず結局買うことに、まあ買った唐辛子の鉢は百円だったので大した痛手ではないのだが…。
………
 家に帰り唐辛子に水をやる。
 見た目は食用の唐辛子そのもので本当に食べれそうなのだが…。
 自分の中で本物の唐辛子を育ててみようという闘志がメラメラと燃え上がってきた。
 そうだついでにニンニクも栽培しよう。ついでに韮も…
( ゚Д゚)薬味ばっかりじゃん。
これにて鳥取の旅は終わった。

足立美術館の話

 足立全康氏によって作られた庭園と横山大観をはじめとする近代日本画の数々。
ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニングによって五年連続日本一に選ばれるほどその庭園、美術品の数々は文句なしにすばらしい、だが少々入場料が高い。
 大人一人2200円。
 う〜んこれも有名税といったところか…。
 まあ、とにかく島根県人でありながらいままで足立美術館を訪れていなかった私にとってはとてもいい思い出になった。
 足立美術館がすばらしい庭園だといわれている要因の一つはやはりその借景の美しさだといえる。

Adachi museum
見事な日本庭園。

Adachi museum
手前に木を置くことによって情景はまさに絵画となる。

 いくら庭園が美しくとも遠景が庭園と不釣合いではやはり美しさが落ちるが、この足立美術館は借景と見事に調和が取られている。
 一つの庭をあらゆる角度、シチュエーションで見ることによって庭は様々な表情を見せる。
 そして横山大観をはじめとする所蔵コレクションの数々。
 一見の価値は十分にある。


リンク

とっとり花回廊
http://www.tottorihanakairou.or.jp/

足立美術館
http://www.adachi-museum.or.jp/
旅の道トップへ戻る
Calender


Search in a site

Google


WWW を検索
旅の道内を検索

List of purchases
Profile

Author:竹馬新太郎

つれづれなるままに絵を描いたりと
いろんなことをやっております。
ご意見ご要望はこちらまで
当サイトはリンクフリーです。


Link

やなぎゆきつぐさんのプログ
神在月

みゃさんのブログ
みゃ記 - 秩序のないユーザーに
ファイアボルト -


Monthly archive
2007年1月(7)

2006年12月(10)


Mobile site
携帯版 旅の道第三停留所

旅の道第三停留所の
携帯用サイトです。

in which it is interested

Various sites besides travel, reasoning, photograph, and illustration